- OpenWorkで企業の情報をみたけど信頼できるか不安な方
- 登録することのメリット・デメリットを知りたい方
- 転職を考えている方
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就職を決める前の必見サイト!内情を知ることで自身の未来を予測できる
社員クチコミデータベースとして、年収・社員クチコミ1,700万件、年齢別年収16万件以上の情報を有するサイト「OpenWork」。
これらの情報を取捨選択することで、内定を獲得した会社でどのような未来が待っているか、予測ができます。
一方、人事や採用担当者からの話を加味しながら、自分に落とし込むことが必要であることは言うまでもないでしょう。
OpenWorkとは?
各会社ごとに所属する社員が会社・業務にまつわる自身の実体験を、情報提供する「口コミサイト」です。
以下のように会社のTopページでは、口コミ情報によるレーダーチャートが確認できます。
OpenWork社独自のアルゴリズムによって評価が割り出されます。
企業のTOPページ
会社名、業務内容、社員クチコミによる評価スコア、企業情報、カテゴリ別の社員口コミ状況、企業ごとの口コミ検索、平均年収などが一目で閲覧できます。
社員クチコミ
9つのカテゴリに区分される情報を閲覧できるようになっています。
特に自身が気になる部分を見て、どのように所属社員が感じているのか、すでに退職した社員が感じていたのかを把握することが可能です。
組織体制・企業文化
組織や企業の文化について言及するカテゴリです。
私の経験としては、ここは認識のズレはあまりなく、採用担当といっていることや実際に入社して極端に変わることはなかったです。
ただ、クチコミ数や、記載時期は注意深く確認しましょう。なるべく直近の内容を見ながら参考にすると良いです。
入社理由と入社後ギャップ
入社理由と入社後ギャップについて言及するカテゴリです。
このカテゴリは大枠はあっていそうですが、 入社時期や部署によって捉え方が大きく異なる危険性もあるため、該当しているかを見極めて判断をおすすめします。
また、求職者自身の会社に求めることが色濃く出る箇所なので、実際の面接や面談機会にクチコミを参考にしつつ質問をすることが重要になります。
働きがい・成長
ある程度、企業文化に近しい方が入社されているため大きく乖離することはなさそうですが、求職者が何を会社に求めるかによって、こちらのカテゴリで得られることが変わってくると思います。
抽象度が高くなってしまうのですが、私は企業に働きがいや成長を求めること自体が誤っていると考えている人間なので、自分が何をしたくて入社するのか、所属部署で何を実現できるか、貢献できることをベースに求人を選択するのがよいでしょう。
女性の働きやすさ
特に女性が見られるカテゴリと認識されている方が多いですが、男性も必ず目を通しましょう。
女性が社会進出する昨今では、女性の方が危機感知が優れていたり、安全性を担保できない場合はシビアに判断したりする傾向があるので、女性に対する働きやすさを重視・軽視しているかをチェックすると「包括的に従業員に対するはたらきやすさ」を把握できます。
ワーク・ライフ・バランス
仕事中心ではないと、評価されないのか、有給取得やフレックスの実態を教えてくれるカテゴリです。
趣味が多い人や家族がいる方は現在の状況やこれからの未来について該当する項目で違和感がないかを確認しましょう。
退職検討理由
一番重要なカテゴリだと認識してください。
こちらを見ている方も該当しますが、誰も短期的に働く会社を選ぶことはないと思いますが、仕方なく退職を判断したということを改めて認識してください。
- 給与に納得できない
- 人間関係に不満がある
- 労働環境が合わない
- 将来性に不安を感じる
- 仕事内容を変えたい
- 結婚や介護などの家庭事情で継続できない
- 体調不良や病気の場合
⑥と⑦以外で今の自分の環境や条件を改善できるかをクチコミから検討しましょう。
また、注意してほしい点は、退職を検討する方は満足していない方のため、相対的に企業に対する意見は厳しいものや極端なものがある点です。
OpenWork社が明らかに極端な意見は排除するようですが、全てに対応できているとは思えないので、ご自身で判断する力が必要になります。
企業分析
クチコミ者が思う、企業の強み・弱みを記載しているカテゴリです。
ここは体験から人事や採用担当とのズレは少ないカテゴリだと思いました。
逆に面接や面談前に、チェックをすることで話の奥行きができて、質問もより具体な内容を聞ける可能性が高まります。
経営者への提言
大手とベンチャーを経験する私の意見になりますが、企業によって性質が大きく異なるカテゴリです。
大手企業の場合、ほとんど関わりのない経営者へ向けての提言のため、ご意見箱的ないつも思う不安点の解消を願う声などが多いです。
また、経営をしたことがない人がコメントをしているため従業員の程度を把握することもできるかも。
ベンチャーの場合、経営者が身近にいるため普段の行動や発言について、指摘をするクチコミが多いように感じました。
経営者も会社を大きくすることで非常に多くのタスクを抱えながら仕組み化を行うため、厳しい意見が多いイメージです。
年収
中途社員が少ない場合はある程度の傾向を捉える指標になるようですが、中途が多い会社であれば前職の年収が引き継がれて、ブレる可能性があるように感じました。
とはいえ、他の転職サイトよりもリアルな声がわかるので近似値ではあると思います。
OpenWorkの活用
ご自身のクチコミを登録してから、所属している企業のクチコミを見てみましょう。
私も数社経験しているため、自身の所属企業を見ながら信頼に足る情報かを判断できるようになりました。
みなさんも投稿されているクチコミがどのくらい正確なのか、従業員がどのように働いているのかを当たりをつけて見ることができるのではないでしょうか?
ある程度、同じ人間なので見るべきポイントや感じていることは近しい状態になるはずなので、入社を希望する会社のクチコミに違和感がないかを確認してみましょう。
1社目は大手企業のため、毎週くらいで口コミが追加されてメール通知が来るので現状を知るいい情報源になっています。
OpenWork基本情報
会社名 | オープンワーク株式会社 |
事業内容 | 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務 |
設立 | 2007年6月 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階 |
前述しましたが、尖りすぎるコメントは社内で審査されて、投稿されない可能性もあります。また、人事がクチコミしているケースもあるのではないかとも思っています。
今や、クチコミやネット情報を頼りに職探しは一般的なので、悪いクチコミだけであれば社内で動くはずですし、採用担当は目標が採用人数の場合があるのでコントロールすることも頭に入れておきましょう。
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